variety24
2023年12月05日/ ひとりごと
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『 太陽 』 1911-16 Edvard Munch (4m55cm×7m80cm) オスロ大学講堂壁画
谷川俊太郎 (1988)
『 フリードリヒ・ニーチェの肖像 』 1906 Edvard Munch
『 ツァラトゥストラはかく語りき 』 1896 リヒャルト・シュトラウス
この曲は、フリードリヒ・ニーチェの同名の著作にインスピレーションを得て作曲された。
映画『2001年宇宙の旅』で、第1部「導入部」が使われていることは非常によく知られている。
「2001年宇宙の旅」は、スタンリー・キューブリックが監督したSF映画です。
哲学的なモチーフ、今見てもスタイリッシュな映像デザイン、人工知能の描写の先見性など、
1968年に公開されたものとは到底思えません。
アポロ11号月面着陸の実現は、その1年後のことです。
わたし
わたしがはじまったのは
いつ?
ハハがみごもったとき?
それからずっとつづいているわたしは
だれ?
それともなに?
わたしはだいたい まいあさわたし
でもときどきだれでもなくなる
なにでもなくなる
わたしがおしまいになるのは
いつ?
谷川俊太郎 (1988)
『 思春期 』 1894-95 Edvard Munch
谷川俊太郎 (1988)
‐ 『 病める子 』 1896 Edvard Munch
「 いえすみねずみ 」
ジョン・バーニンガム/作 谷川俊太郎/訳
ビーエル出版 (2017)
『 安楽椅子のそばのモデル 』 1919-21 Edvard Munch
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「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」
『 どことなくなんとなく 』
【放送予定】
NHK総合「夜ドラ」
12月11日(月) よる22:45~23:00
12月15日(金) 深夜24:35~24:50
(脚本・演出)
江口カン
(キャスト)
岡山天音
竜星涼
西野七瀬
3年半くらい前に紹介した藤子・F・不二雄の「どことなくなんとなく」が、NHKで実写ドラマ化。
監督は、4年くらい前に紹介したドラマ・映画「めんたいぴりり」の江口カン。
最近では、Netflix製作の「サンクチュアリー聖域ー」(2023)が、世界中で大ヒットしました。
ご存じないという方は、とりあえず下の14分程の短編ドラマの動画をご覧ください。
『 朝 』 1884 Edvard Munch
「 わたし 」
谷川俊太郎ぶん 長新太え
福音館書店 (1981)
『 接吻 』 1897 Edvard Munch
THEE MICHELLE GUN ELEPHANT ( FUJI ROCK FESTIVAL '98 )
チバユウスケが酔って嘔吐したものを、とっさに両手で受け止めてくれた女性と結婚したというエピソードは、ジョンレノンとオノヨーコの出会いよりもロマンチックだと思う。
ぼくは結構好きだ。
「トップランナー」(ドキュメンタリー) THEE MICHELLE GUN ELEPHANT (2003年放送)
【放送予定】 NHK総合 12月13日(水) よる23:50~0:35
「私」について (その2)
例えば、私があなたに、色とりどりのクレヨンの中から、赤いものをとってほしいと言ったとする。
そのときあなたは、当然のように、私に赤いクレヨンを手渡してくれるだろう。
しかし、その両者が見ている「色」は、同じだとは限らない(同じだと証明することはできない)。
私の感じる「青」色を、あなたが「赤」と呼んでいたとしても、実際は何の問題も起こらないからだ。
とまあ、ここまでは大丈夫だと思うんだけど…
この続きはちょっとデリケートなので、数日時間をください。必ず文章を書き加えますので。
とりあえず今日はここまで.
『 叫び 』 1893 Edvard Munch
ふみふみしながらあめだまさんのおっぱいをすうひと
みーさん14さい(にんげんのねんれいだと72ちゃい)
Posted by candyball at 23:00│Comments(4)
この記事へのコメント
みーさんの元気な姿が拝見できて嬉しいです。穏やかな表情をしてますね。
Posted by nyota at 2024年02月04日 20:51
nyotaさん
あっちのブログのことは、もう出す気はなかったんですけど…
こっちのブログもそろそろっていうのは、もうずっと考えてまして…
それでまあ、最後だと思ってご登場いただいたっていうかその…
ところが、哲学の文章も中途半端になっちゃいまして…ごにょごにょ…
結局、常識とかけ離れたことを書くのはリスキーだけど、ぼくは構わない。
でも読み手との信頼関係なしに、本当のことは言えないんです、やっぱり。
ローティって哲学者が題材の今月の「100分de名著」初回放送で、
ぼくが上で書いた文章(逆転クオリア)と同じことを言ってました。
面白い偶然ですが、そこから導かれる結論は、全く違うものになります。
社会性を語る今回の哲学番組を、ぼくはあえてお勧めしませんでした。
とはいえ、見れば勉強になるとは思うので、一応ここに書いておきます(笑)
さてさて、このブログはどうしたものか…鍵付記事でぶちまけるか、なんて。
おっと、みーさんの話でした。いわゆるネオテニー(幼形成熟)ってやつで、
良し悪しは別にして、心は子猫のまま、いままでも、これからもってこと。
もちろん、そのときまで…
あっちのブログのことは、もう出す気はなかったんですけど…
こっちのブログもそろそろっていうのは、もうずっと考えてまして…
それでまあ、最後だと思ってご登場いただいたっていうかその…
ところが、哲学の文章も中途半端になっちゃいまして…ごにょごにょ…
結局、常識とかけ離れたことを書くのはリスキーだけど、ぼくは構わない。
でも読み手との信頼関係なしに、本当のことは言えないんです、やっぱり。
ローティって哲学者が題材の今月の「100分de名著」初回放送で、
ぼくが上で書いた文章(逆転クオリア)と同じことを言ってました。
面白い偶然ですが、そこから導かれる結論は、全く違うものになります。
社会性を語る今回の哲学番組を、ぼくはあえてお勧めしませんでした。
とはいえ、見れば勉強になるとは思うので、一応ここに書いておきます(笑)
さてさて、このブログはどうしたものか…鍵付記事でぶちまけるか、なんて。
おっと、みーさんの話でした。いわゆるネオテニー(幼形成熟)ってやつで、
良し悪しは別にして、心は子猫のまま、いままでも、これからもってこと。
もちろん、そのときまで…
Posted by candyball at 2024年02月12日 18:13
飴玉さん
返信ありがとうございます。
主観的な体験がもたらす個人の感覚でしたっけ?それは誰にも証明できない。だったかな?
言葉足らずでスミマセン
返信コメントを拝見して、つい先日「対話」について職員へ話していた際に、リンゴの例えをしたばかりだなぁ…と思い返していました。
お伝えしたい事は、信頼関係で繋がっていると確信が持てる人々と共有したいとお考えなのでしょうか。
全公開されてる場では色々な方が寄ってくると思われるので、鍵アカも良いのかもしれません…が、私はこのサイトのアカウントを持っておらず、鍵が掛かると見られないので寂しいです
追伸:ムンクの「接吻」二人が溶け合い一つになっているところに心惹かれました。
返信ありがとうございます。
主観的な体験がもたらす個人の感覚でしたっけ?それは誰にも証明できない。だったかな?
言葉足らずでスミマセン
返信コメントを拝見して、つい先日「対話」について職員へ話していた際に、リンゴの例えをしたばかりだなぁ…と思い返していました。
お伝えしたい事は、信頼関係で繋がっていると確信が持てる人々と共有したいとお考えなのでしょうか。
全公開されてる場では色々な方が寄ってくると思われるので、鍵アカも良いのかもしれません…が、私はこのサイトのアカウントを持っておらず、鍵が掛かると見られないので寂しいです
追伸:ムンクの「接吻」二人が溶け合い一つになっているところに心惹かれました。
Posted by nyota at 2024年02月12日 21:18
nyotaさん
ぼく個人が書いてきた文章は、言ってみれば「世界の秘密」について、
ですけど、ここまではまあ、証明できなくても理解できる範囲です、たぶん。
ここから先は理解も証明もできないので、「ぼく個人の秘密」とも言えます。
で、あなたはその秘密を、信頼関係のない人に話しますか?ってことかな。
そんなこんなで芸術家たちも、大切なことだから表現したいけれども…
ていうのはあると思うんです、ぼくが紹介してる人たちも。
今回の谷川俊太郎さんの詩でも、「だれでもなくなる、なにでもなくなる」、
けれども、じゃあ、なにになるんだ、ということには触れてない、あえて。
初期に紹介した詩には、もう少し踏み込んだものがあったとは思うけれど。
それでもやっぱり、それがなんなのかよくわからない、と思う。
ついでに言うと、ぼくはよく「顔のない絵」を紹介すると思うんですけど、
あれも実は「世界の秘密」についての大切な表現なんです。
谷川さんも秘密はあった方がいいっておっしゃるし、その意味もわかる。
なので、読者におまかせする、としか言いようがなのかな、と思います。
ぼく個人が書いてきた文章は、言ってみれば「世界の秘密」について、
ですけど、ここまではまあ、証明できなくても理解できる範囲です、たぶん。
ここから先は理解も証明もできないので、「ぼく個人の秘密」とも言えます。
で、あなたはその秘密を、信頼関係のない人に話しますか?ってことかな。
そんなこんなで芸術家たちも、大切なことだから表現したいけれども…
ていうのはあると思うんです、ぼくが紹介してる人たちも。
今回の谷川俊太郎さんの詩でも、「だれでもなくなる、なにでもなくなる」、
けれども、じゃあ、なにになるんだ、ということには触れてない、あえて。
初期に紹介した詩には、もう少し踏み込んだものがあったとは思うけれど。
それでもやっぱり、それがなんなのかよくわからない、と思う。
ついでに言うと、ぼくはよく「顔のない絵」を紹介すると思うんですけど、
あれも実は「世界の秘密」についての大切な表現なんです。
谷川さんも秘密はあった方がいいっておっしゃるし、その意味もわかる。
なので、読者におまかせする、としか言いようがなのかな、と思います。
Posted by candyball at 2024年02月18日 21:24