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2023年08月17日/ ひとりごと

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     『 Chickadees 』  Maud Lewis












     『 Pachelbel's Canon 』

variety23こういうの、説明するのは野暮なんだけどさ、視覚的に旋律の重なり合い(構造)がわかることで、平板だった音が脳内で立体的に聴こえると思う。 いわゆる「ハーモニー」ってことね。   












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     『 Snowball 』  Maud Lewis














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 『 かえりみち 』  

 ブリッタ・テッケントラップ (作・絵)
 木坂涼 (訳)
 ひさかたチャイルド (2022/7/14)

variety23飴玉情報によると、巷では「大ピンチずかん」や「パンどろぼう」とかが流行ってるみたいです。
まあ、そっちも面白いんだけどさ、飴玉チョイスはこっちだよってことで、お願いしたいです。
















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     『 Deer and Fawn in Winter 』  Maud Lewis

















 『窓辺で手紙を読む女 』 (1657)  ヨハネス・フェルメール → 修復作業完了 (2021)
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variety23ちょっとロマンチックな話。修復してみたら、壁にキューピッドが描かれてましたってことです。
作者の死後、誰かに消されたみたいだけど、絵のバランスとしては正解だったのかも…


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     『 Team of Oxen in Winter 』  Maud Lewis















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 『 TENET 』 2020 (151min)

 「ABEMA」にて、8月21日(月)~27日(日)まで無料配信! 下記リンクから、一週間見られます。
 https://abema.tv/video/title/84-216(吹替版のみ)

variety23 ハマると最初から見返したくなるみたいなので、お早めにご覧ください。 オススメです。














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     『 Bird and Apple Blossom 』  Maud Lewis
















 『 14 canons 』  J.S.Bach

variety23「カノン」っていうのは、「かえるのがっしょう」的な、時間差無限ループ曲のことです。
「14のカノン」は楽譜の余白にメモで書かれていたそうで、バッハの底知れなさを感じます。

















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     『 Sunset with Deer 』  Maud Lewis














世界の価値は、世界の外側になければならない(しかし、世界に外側はない)
(ゆえに)世界の中に、いかなる価値もない。仮にあるにしても、その価値にはいかなる価値もない。

世界と生はひとつである。
(ゆえに)世界がどうあるかということは、全くどうでもよいことだ。

神は、世界の中には顕(あらわ)れない。
事実はすべて、問題を課するのみで、回答を与えない。

風が吹いてきて、木を揺さぶる。風は大木をも揺さぶる。わたしたちも、そんな木々のようなものだ。
つまらない考えに、くだらない考えに、どうしようもない思いに、心を揺さぶられている。

太陽が明日も昇るであろうとは、一つの仮定である。
明日の朝がやって来るというのは、単なる予想にすぎない。

語り得るものについては、明瞭に語られなければならない。
語り得ぬものについては、沈黙せねばならない。

全ての科学上の問いに、答えが得られようとも、自らの人生上の問いには、答えは出せないだろう。
もちろんそのとき、何も問いは残ってはいない。実は、まさしく、問いがないことが、答えなのである。

人類は、問題の消滅の中にこそ、人生の問題の解決を見る。
梯子を登り終えたら、その梯子を投げ捨ててもらわねばならない。

世界がいかにあるかが神秘なのではない。
世界がある、というその事実が神秘なのだ。

混乱に陥っている人は、ある部屋の中にいて、そこから脱出しようとしているが、どうしていいか解らないでいる人に似ている。

彼は窓から脱出しようとするが、窓は高すぎる。彼は煙突から脱出しようとするが、それは細すぎる。
しかし、もし彼が振り向きさえすれば、ドアはずっと開け放されていたのだ、という事に気づくだろう。


                               ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン (1889-1951)

















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     『 Three Black Cats 』  Maud Lewis












variety23 モード・ルイス (1903-1970)


 田舎の風景、動物、草花をモチーフに、明るい色
 彩とシンプルなタッチで温かみと幸福感のある絵
 を描いた。

 美術教育を受けることなく、独学で描き続ける。
 幼い頃から重いリウマチを患いながら、カナダの
 港町で夫とともに小さな家で創作を続けた。

 カナダで愛された画家の一人である。








variety231年8か月振りのシリーズ更新、今回のラインナップは、以上になります。
楽しめる人は楽しめると思うんだけど…どうなんだろ…と書き終えて、いつもながら思います。

     ところで、コメントを書いてから一定時間が経つと、「書込」できずに消えてしまうみたいです。
     せっかく書いていただいたコメントなので、消えてしまったら、下記を参照してみてください。

     コメントを書かれたら、消えないようにその文章を必ず「コピー」→「貼り付け」してください。
     それから「書込」をクリックしていただくと、確実に文章がコメント欄に反映されるようです。




Posted by candyball at 01:00│Comments(2)
この記事へのコメント
飴玉さん

こんばんは…毎度々々定型文で恐縮ですが…
ご無沙汰いたしております。
お変わりございませんか?

私は毎回楽しく拝見致しております!宣言をせねば、と
慌ててコメントを書き込んでます。

修復後のフェルメール、昨年日本へ来ていたので観てきました。
塗り潰しされた部分を発見した技術力も素晴らしいと思いますが、
時を経て姿を現すキューピッドもなんだかロマンチック…が、
絵画を観た直後の感想です笑

また、ご紹介くださった動画、
メロディーを視覚的に捉える事で、音の一つひとつが際立ち、
たくさんの音の粒が耳に入ってきて楽しかったです。
ご紹介ありがとうございました

もっともっと話したい事がてんこ盛りですが、
眠気に負けそう(実際負けて変な文言がチラホラ…)なので、ひとまず失礼致します。
Posted by nyota at 2023年08月24日 23:39
nyotaさん

こちらこそ、いつもながらご無沙汰しております。
世界情勢はずいぶんお変わりになりましたが、ぼくは特に変わりなしです。

お忙しいところ、力強い愛読者宣言!ありがとうございます。
お盆休みにせっせと記事を書いた甲斐がありました。

フェルメール展に行かれるなんて、なんかカッコイイですね(笑)
修復で作品に物語性が加わって、世界的にも再注目されてるみたいです。

過去記事で取り上げてたので、こういうのは楽しい偶然です。

動画も、大袈裟にいうと、初めてオーケストラを観た時を思い出しました。
機会があったらぜひ、ちゃんとした(?)生演奏をご覧になってみてください。

あまりご無理をなさらず、目がギンギンな時に、またお会いしましょう(笑)
Posted by candyballcandyball at 2023年08月26日 01:27
 
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