お笑いBIG3を語る

2008年03月19日/ やさしい哲学



ぼくは個人的に、「笑い」と「哲学」というのは、かなり近接していると思っているニコニコ
北野武は、ぼくがモノゴコロついた頃には存在していたし、少年期のぼくに絶大なる影響を与えたと思うニコ

彼がやったことは、端的に言うなら、すべての価値の「破壊」である爆弾
そういえば漫才時代の有名なフレーズに、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」ってのがあったっけエイサー

「気をつけよう、ブスが痴漢を待っている」、「寝る前に、キチンと締めよう親の首」ってのもあったらしいタラ~
そんなこんなでPTAや先生や識者は、こぞって彼を目の敵にしていたが、人気が衰えることはなかったOK

そんな彼は1986年に「フライデー襲撃事件」を起こすも、半年の謹慎の後に復帰し、映画を撮り始めるテレビ
テレビのバラエティ番組と並行して撮られたその映画は、暴力(死)と映像の美しさに満ち溢れていたキラキラ 

そして彼は、すべての価値を破壊しつくした先に残った、自己の破壊、つまり「死」に魅せられてゆくがーん
中でも前作に続き沖縄で撮影された、映画4作目の「ソナチネ」(1993)は、彼の最高傑作だと思うやし

公開直後の1994年、「バイク事故」を起こす …この事故は限りなく「自殺」に近かったと思っているガイコツ
本人は記憶がないと言っているが、事故現場の下り坂からブレーキ痕は見当たらなかったという車ぶーん

断じて、後の窪塚洋介の飛び降りとは違う …あれはきっと、本人が空を飛べると思い込んだだけだハブ
麻痺した顔面で記者会見に登場した北野武は、限りない衝撃を残し、芸人「ビートたけし」は、死んだsos

北野武とは、過去記事で取り上げた哲学者ニーチェと同じ道を歩んだ人物だと、ぼくは思っている僕ボクサー
限りない純粋さと孤独を背負って社会を破壊し、最終的には自己破壊に至るという道筋…炎

そういえばニーチェが、こんなことを言っていた本

私は聖人にはなりたくない、ピエロの方がましだ……ひょっとすると私はピエロなのかもしれない……
だが、それにもかかわらず、いやむしろ「それだからこそ」
というのは聖人ほど嘘で固まったやつらはほかにいないのだから……私が語ることは真理なのだ。
しかし、私の真理は恐ろしい。
なぜなら、これまで真理と呼ばれてきたものは嘘だったからだ。


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この記事へのコメント
私が今まで、過去一番面白かったバラエティ番組。

時計を見て、エンディングが近づいた頃にはもう
次週の放送を待ち遠しく思っていたのが
『天才たけしの元気が出るTV』でした。

放送までは、ビデオに撮ったのを繰り返し見ていました。
(もちろん、ひょうきん族派でした)
子供だったからかもしれないけど、心の底からTVって面白いって
思ったのは、あの時で最後だったかもしれないと思います。

そして、ビートたけしのバイク事故後の顔面麻痺を見た時。
家でご飯を食べていても、授業中も、思い出してはショックで
苦しくなり、ショックな事を何度も思い出して想像しては
心を麻痺させて楽になろうとする方法を、最初にとったのも
あの事件が最初だったのではと思えるくらい、今でも鮮烈な記憶です。
(ちなみに、過去最高のマンガは手塚を少しだけ抜いて『北斗の拳』です。)

数ヶ月か前の『とくダネ!』で、
フランスでの映画関係のインタビューで、北野監督が
『あの時のバイク事故は、今思えば自殺だった』
とゆうようなことを漏らした、貴重映像を流していて
興味深く見ました。。
(窪塚は『空を飛んだ』から、飛び降りた時に意識を失わず
頭から落ちなかったんですよね・・・)

『笑い』
表面的にはくだらない娯楽と捉える人もいるけれど、
精神的に、繊細でデリケートなものだと、常々思います。
視覚にも、ちょっとしたニュアンスのことでも、爆笑出来たり
全然笑えなくて、むしろ嫌悪感を抱いてしまったりもする。

島田紳助だったか忘れましたが、笑いは
『緊張の緩和』だと言っていて、妙に納得した覚えがあります。
笑いは、緊張が緩んだとき、恥ずかしさが絶妙に吹っ切れたとき、
あと一般的に『いけない』とされていることと、常に背中合わせな気がします。

これといって『純粋』でも『孤独』でもない私ですが、、
物事の真理については、疑いを持ったりして日々暮らしています。

そしたらお笑い評論家か?とゆうくらい長くなってしまいました・・・。(笑)

そして、ここまで子供の頃ビートたけしが好きだったのに
北野映画をほとんど見ていないことに、気付きました。。。

見ますね。
Posted by ayatamamaayatamama at 2008年03月19日 13:05
こんにちは~

私も北野映画見た事無いんですよ~
北野武の初の映画を
映画評論家が「最高!」と絶賛していて
見たい!
と思ったけど見てない。

世界の北野ですから
価値ある映画が一杯なのでしょう
近いうちに見たいと思います^^

それにしても
バイク事故でビートたけしは死んだというのは
面白いですね
言われて見ると確かにそうですね^^

なるほどです!
Posted by TADARINTADARIN at 2008年03月19日 13:26
ayatamamaに続け・・・ハイサイです。

私の最高・お笑い番組は、「ごっつ」かな・・・
多分多感な時期だったせいか、親には心を開かずとも、
松ちゃんには心を開いてました。

「ごっつ」が突然終了したあの時。
たしか、野球の延長か何かで、「ごっつ」が押され、松ちゃんの承諾無く
放送中止になった為ではなかったかな??
番組を突然終了させられるくらい(思い)に凄さを感じました。

そして、たけし監督には、まだまだ程遠いでしょうが・・・
頑張れ。松本監督。

「笑い」ですごいな~と思う人ほど、
頭が良過ぎて、危険な感じがします。
(危うい感じ。)
紙一重なのかな??
Posted by ハイサイ スキンハイサイ スキン at 2008年03月19日 13:42
すまみそ・・・m(__)m
「気をつけよう、ブスが痴漢を待っている」、「寝る前に、キチンと締めよう親の首」
に大爆笑しました。

私は“聖人にはなれないと思うけど、
ピエロにはなりたくない”かなぁ・・・・
Posted by おひつおひつ at 2008年03月19日 18:16
お笑い芸人、ほんとピエロ的な彼らですが
二枚目俳優よりすごいと感じますよ
存在価値が、言動、行動すべてに計算されて
輝きを放っているのですから・・

ある意味、その方の隠せない人間性にまでさらけ出す
そんな恐さをしているわけですよね
かっこつけのほうが隠しやすいですよ

笑いと狂気、紙一重の世界
そう考えると恐さを感じずにはいられない
Posted by けんたけんた at 2008年03月19日 19:25
お笑い評論家さん

記事本文より長いコメントを、生まれて初めて見たっ(笑)
とにかくやたらと熱い!ということは、120%伝わったゾ!

オイラもビートさんについては、本当に語りつくせない思い入れアリ!
もちろんひょうきん族派だし、テレビはほとんどチェックしてた

彼の映画はほとんど見てるし(駄作も多いが)、
著書に関しても、彼の限界を見るまでは読み続けてたヨ

バイク事故と過去最高のマンガの関連性はよくわからないけど(笑)、
「北斗の拳」は少年ジャンプの連載を読み、単行本も読んだ、あべし♪

インタビューで自殺って言ってたの、へえ~
窪塚のくだりと共に、そこは推測なので、なんかうれしい

「お笑い」論については、記事の番外編で触れる予定…
「疑いを持ったりして」って、なんかカワイかったゾ、うん

北野映画は、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を取るまで
国内では全く評価されなかったけど、評価される前の「ソナチネ」がよし♪
Posted by candyballcandyball at 2008年03月19日 19:40
TADARINさん

初監督作品ってことで、「その男、凶暴につき」ですね

この作品は当初、深作欣二監督、ビートたけし主演の予定でしたが、
深作監督が降りて、ビートたけしが監督・主演になった経緯があります

エンターテイメント性が強い作品なので、見やすいかもしれませんね
そういう意味では「座頭市」なんかもオススメです、はい

芸人としては死んでも、もちろんアーティスト北野としては健在です、はい
Posted by candyballcandyball at 2008年03月19日 19:55
ハイサイスキンさん

「ごっつ」もだけど、「夢で逢えたら」も見てたよね♪
松ちゃんに心開くって、どういう状況???(笑)

松ちゃんは、たけしの後継者として期待されてたけど、
やっぱり「ごっつ」が終わったあたりから、伸び悩んでる ←何様!?(笑)

それでも、現時点で一番面白い男なのは疑いないっ!
そして何より、浜ちゃんがいるからね、彼には…コンビとしては最強!
Posted by candyballcandyball at 2008年03月19日 20:08
おひつさん

そのギャグは、1980年頃のギャグですが何か?
でもたしかに、鋭いとこついてるんだよね~♪

まあ、毒舌漫才ってヤツですな、はい
ビートきよしさんは、ひたすら「よしなさいっ」とツッコむだけ…(笑)

関係ないけど、ピエロが泣いてると、
いたたまれないほど悲しそうに見えるね♪
Posted by candyballcandyball at 2008年03月19日 20:15
けんたさん

二枚目や美人ってのは、それだけでアドバンテージがあるわけで、
同じことをブサイクがやっても成立しないことを、平気でやってるわけです

異常な漫才ブーム中、たけしは「笑っていいとも」の前身の番組をやってて、
その最終回でアルタの客に向かって、「何でもゲラゲラ笑いやがって、
本当はおまえらみたいな客、大嫌いだったんだ!」と叫んだ伝説があります

後にダウンタウンも同じ理由で「いいとも」を降板しますが、
話を聞いてない女の子たちに、松ちゃんは明らかに不機嫌だった気がします

結局、道を追求することは狂気と紙一重で、
哲学者も志半ばで自殺してしまうケースは枚挙にいとまなしです、はい
Posted by candyballcandyball at 2008年03月19日 20:33
ワタクシHIROと呼称されるモノです、こんにちは。

朕は国家也。

朕だって、チン。
しこたま受けんべ↑
ベサメムーチョ。

などのやうに『笑い』を語らせたらワタクシの右に出るものが居ないと揶揄されるモノです、ちんこには。

さう言へば
たけしセンセの弟子で『ツーツーレロレロ』なるコンビが居ったべ↑
ご存じのように、今を時めく宮崎県知事、そのまんま東さんだわさ。

などと、話にまとまりをつけないまま強引に終い。

また

なー
Posted by HIRO_ at 2008年03月20日 08:34
HIROさん

む…

拾って膨らませる部分が皆無…

困った困ったコマドリ姉妹

また

なー
Posted by candyballcandyball at 2008年03月20日 19:54
こんばんは!

北野武…すごい人ですね。でもある意味すっごい“常識人”なんじゃないかとおもうんですよね。あまりにも周りが変わりすぎていって“非常識”がまかり通って“常識”に変わっていったのを“毒舌”という手法で切っていったんじゃないでしょうか?それが今度は“映画”という“虚構”の世界で表現しているような…。慣れない言葉で噛み噛みしてしまいました(^_^;)
Posted by ひでぼ〜不養生な薬屋 at 2008年03月20日 22:33
不養生な薬屋さん

もちろん常識人でございますよ~♪
おにいさんを見ればわかるかと思われます、はい

逆に気を使い過ぎる一面もあります…
食事に招待されたときに、相手に失礼だからとトイレで吐きながら
すべて食べきったというエピソードがあるくらいです

常識を知っている人間だからこそ、
常識から外れることができるわけですね、はい
Posted by candyballcandyball at 2008年03月21日 05:52