朝のリレー
2008年05月21日/ ひとりごと

当ブログでは谷川俊太郎さんの詩を掲載してきましたが、今回は違う趣向で紹介してみたいと思います

ぼくの敬愛する谷川俊太郎さんは、現在も自ら詩の朗読活動を精力的に続けていらっしゃいます

ときには、音楽家で息子さんの谷川賢作さんとのジョイントライブをすることもあります

そんなときにはかつて自ら作詞した「鉄腕アトム」を、息子さんのピアノ伴奏で熱唱することもあるそうな

ところで今日紹介したいと思う詩は、学生時代に誰もが聞いたことのある、「朝のリレー」です

普通に掲載しても、懐かしいなんて感想で終わっちゃう方もいらっしゃるかもなので、朗読を紹介します

リンク先の動画は、2004年の総理大臣賞ACCテレビ部門グランプリを受賞した、コーヒーのCMです

朗読は女性がしていますが、BGMのピアノ伴奏は、息子の賢作さんが担当しています

朗読というのは聴覚から情報を受け取るわけで、黙読とは脳の処理過程が違い、印象が変わるでしょう

それではティータイムにでも、ごゆっくりお楽しみください …「続きを読む」以降に、詩を載せておきます

朝のリレー「寝顔」篇
http://www.youtube.com/watch?v=2GYBc1X8SU8 続きを読む
ラブ・レター
2008年05月18日/ ひとりごと
いつもながら唐突ですが、今日はぼくがいままでで一番泣けた小説のことを書いてみようと思います

浅田次郎の短編集「鉄道員」(ぽっぽや)に収録された「ラブ・レター」って作品なんだけど、実話らしい

それでは以下に、ちょっとストーリーを書いてみようと思います …「続きを読む」以降は、原文ママ

ちょっと長いけど、ハンカチを用意して読んでね、なんて…

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新宿の裏ビデオ屋の雇われ店長で、ヤクザにもなれないチンピラの高野吾郎が、刑事に呼び止められる
刑事は「おまえの嫁が死んだ」と告げる …吾郎は50万円で中国人女性と偽装結婚していたのである
見知らぬ女とはいえ、戸籍上の妻が死んだのだから、病院で遺体を引き取り、火葬しなければならない
女(高野白蘭)は千葉で売春をし、偽装結婚を隠すため死ぬ間際まで病院に行かず、連絡もせず死んだ
売春を斡旋している組事務所に顔を出すと、組長の佐竹は50万円で葬式などの処理をしてほしいという
吾郎は厄介ながらも、白蘭の経歴などの書類と一緒に、手紙を受け取る …そこにはこう書かれていた
「結婚ありがとうございました。体調がとても悪く、明日にはもう書けないと思うので、手紙を書きます。
組の人もお客さんもみなやさしいです。海も山もきれいです。ずっとここで働きたいです。謝謝。それだけ。
海の音きこえます。吾郎さんきこえますか。みんなやさしいけど、吾郎さんいちばんやさしいです。
私と結婚してくれたから。謝謝。多謝。おやすみなさい。 白蘭 」
千葉へ向かう電車の中で手紙を読んだ吾郎は、事務的な処理をする警察や病院に食ってかかる
「おい、説明はいらないのかっ、どうしてこうなったのかっ」 …自分でも理解できない気持ちになっていた
病院で白蘭の遺体を目の当たりにした吾郎は、人目もはばからず号泣する …火葬場でも、ずっと
「俺、やさしくなんかないもんね。やくざもおまわりもお客も、みんなしておまえをいじめたもんね。
一番ひどいのは俺だよ。50万で籍売って、その金も体で返すんだろ。俺たち、みんな鬼だもんね。
おめえを骨になるまで食いちらかした鬼だもんね。鬼がやさしいはずないべや」
吾郎は思いのたけをこめて声を絞った。 …「もう何もせんでいい。俺と、結婚して下さい」
東京への帰りの電車の中、白蘭の遺留品の紙袋の中には、着ていた服と、真っ赤な口紅が入っていた
そして、「高野吾郎さんへ」と書かれた、一通の封筒が …吾郎は封筒を開く、その文字は乱れていた
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ぼくのおともだち
2008年05月15日/ 日々の想い
沖永良部島の海にはウミガメが多数生息してることを、「青はて」の読者の皆様はご存知だと思います

以前から写真を載せたいとは思ってましたが、残念ながらぼくは水中カメラを持っていません

陸上で出会うチャンスは産卵時のみですが、産卵は夜で、ウミガメ保護の観点からフラッシュ撮影禁止

残るチャンスは満潮時だけ港に入ってきて、食事をするウミガメをシャッターに収める以外にありません

というわけで飴玉さん、満潮時の伊延港へ繰り出し、ウミガメの撮影に挑んだわけです
~行ってみると、少なくとも10頭のウミガメさんが、ぼくの真下で海藻をムシャムシャと食べておりました

一枚目は海面を漂うウミガメさん、2枚目は呼吸のために頭を出したウミガメさんでございます

正直ピンボケしてるし、夕方の港なので画像が暗い …ぼくのイメージでは、下のパクリ画像なのに…


ちょっと納得いかないので、「続きを読む」から、まったく無関係な癒し系フォトを1枚載せておきます

それではまた、お会いしましょう
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余波
2008年05月13日/ 日々の想い
こちら、今日の海です
…冗談抜きで命懸けの撮影だったにもかかわらず、満足なショット、撮れず
本来ならお蔵入りの画像ですが、ホント怖かったので、そこらへんだけでも伝わればと思い、掲載します

海面が不気味なほどゆっくりと隆起してきて、そのため込んだエネルギーを波に変換し、一気に放出っ

この前、一緒に泳いだお魚さんたちやウミガメたち、こんな調子で大丈夫だったでしょうか

「続きを読む」から一枚だけ、おまけ画像を…
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リリーとラジオ体操犬
2008年05月11日/ 日々の想い
はいっ、台風接近に伴いまして風が強まり、海はシケ模様の沖永良部島よりお届けしております、ども

同時に台風のおかげで前線は蹴散らされ、沖縄地方の梅雨入りはひとまず回避された模様です


ところで写真は、沖永良部島のイメージキャラクターの「リリー」ですが、どうなのよ
(英語でユリの意)カワイイ顔して、なぜかツッパリ系の髪形でキメておるわけです …まちおこし演歌「花恋慕」も夜露死苦

ところで先日、田舎道をほっつき歩いておりますと、不意にラジオ体操第一が流れてまいりました

以前にも書きましたが、毎日午後3時になると、島内全域に各地のスピーカーを通して放送されてます

まあ実際、体操してる人は皆無なのですが、わんこ達の遠吠えだけが空しく響き渡るというのが、定番

ところが写真の気が弱そうなわんこ、畑の番犬(?)みたいなのですが、意外な技を披露してくれました

この手作り感満載な小屋でグッタリしていたわんこ、前奏の放送開始と同時に小屋を飛び出します

そして前奏が終わるまで遠吠えをブチかまし、一見、よくいるわんこかと思わせて、ここからがスゴイ

体操の先生の「イチッ、ニィッ、サンッ、シィッ」に合わせて、「ワンッ、ワンッ、ワンッ、ワンッ」と吠える

「ゴォッ、ロクッ、シチッ、ハチッ」には、「ワオ~ッ、ワオ~ッ」とリズムを合わせ遠吠えを揃えます

以下、放送終了までエンドレスに「ワンッ、ワンッ、ワンッ、ワンッ、ワオ~ッ、ワオ~ッ」と歌い続けます

放送が終わると、いそいそと何事もなかったように手作り小屋に帰り、満足げにグッタリするのでしたあ

以上、沖永良部島ウルトラローカル情報でしたあ …ぜっっったいに「だからなに?」って言わないでっ
飴玉より愛をこめて
2008年05月08日/ ひとりごと
こちら、本文を読み終わる頃にはダウンロード完了してるかも …よかったら聴いてね

はいっ、先週あたりから入道雲を見かけるようになったけど、今日はドンヨリ雨雲とデカイ入道雲がせめぎ合いながら空を覆い尽くす、怖いくらいスペクタクルな感じの沖永良部島よりお届けしております、ども

天気予報で週末に近づく前線が居座ると、もう梅雨入りだって言ってた …しかも南の海上で台風発生

ところで今日の記事をもちまして、当ブログ「青ぞらのはてのはて」は、連載200回を迎えたそうです

思えば去年の7月に始めまして、ハンドルネームを決めるのに悪戦苦闘した記憶があります


まあ結局は、愛用のバイクのヘルメットの名前から取ったっていう、単純極まりない話なんだけどね

バイク屋のおばちゃんから、「これ売れないから」って、タダ同然でもらったような品でございます

とはいえスケルトンな感じの、正に飴玉みたいなデザインで、ぼくは気に入ってるんだけどね

ブログの初期にはプロフィール写真に使ってたけど、閲覧者が増えてきて、バレそうだから差し替えた

さてさて、今年に入ってからの「青はて」は思考錯誤が続いておりまして、いかがなもんでしょうかね

哲学的にはこれ以上深めるとマズイよなあ、なんて考えたり、かといってゴニョゴニョ…なんてね

なにはともあれ、一年間は続けてみようと思う今日この頃の、即興エッセイ的ブログでございます

しつこいようだけど、最近読み始めた方も、過去記事を読んでみておくれよ …損はさせないからさ

若き日の自分に向けて書いたのに、こんなに女性がコメントやメールをくれるなんて、思いもしなかった

深い感謝とともに、いつまで続くかわかりませんが、どうかもうしばらく、おつきあいくださいませ
秘儀・水死体
2008年05月06日/ 日々の想い
5月、黄金週間、力を増した日差しに、目を眩しげに細め、大海原を前に仁王立ちする一人の男がいた

今年初、ウェットスーツに袖を通し、チンポジには細心の注意を決して怠らない男 …その名は飴玉さん

マタグラをウルトラハードに締め付ける金具は解放したまま、腰からはタヌキの尻尾をぶら下げていた

シュノーケルを装着し、迷うことなく入水 …おそるおそるキックを開始するも、股間に支障なし、OK牧場

小魚たちを尻目にリーフ外にたどり着くと、アオブダイを始めとした50センチ級のお魚たちのお出迎え

久し振りの海の中は、何も変わってなかった …そこは、黄色や青や赤のお魚さんたちの舞踏会である

ふと気付くと、ウミガメさんが2頭、ぼくを中心に、ゆっくりとしたストロークで5メートル以内を泳いでいる

ぼくの経験からいうと、彼らは目線さえ合わせなければ、意外とのんびりと人間の近くを泳いでくれる

底の方にサメを発見する …サメが泳ぐときの腰のヒネリは独特で、距離があってもそれとわかるものだ

危険なサメはそうはいないとわかっていても、やっぱりビビってしまい、一旦リーフ内に戻ることにした

しかも飴玉さん、チンポジのことで頭がいっぱいで、ウェイトを家に忘れてきたため、まったく潜れず…

強引に潜ろうとするもウェットスーツの浮力に阻まれ、バタつく足が海面から出ているという体たらく…

だがおかげで、2008年の新技が開発されることとなった …それが「秘儀・水死体」(一子相伝)である

説明しよう …要するに、海面にプカプカ浮かんだまま、全身の力を脱力し、目を閉じる、そんだけ

とにかくこれが気持ちいいっ …聞こえてくるのは、ゆっくりとした呼吸の音、水がたゆたう音、だけ

頭蓋骨の中で、プチプチプチ…って水中を伝う音が小さく響き、背中には日差しのぬくみを感じる

ときに小さな波に飲まれることがあっても、それもまたよし、気持ちいい、けど、見た目はただの水死体

なので、ビーチと呼ばれる場所でやっちゃうと大騒ぎになりかねないので、注意が必要である

ふと目を開くと、気配を消してたせいか、大量のお魚さんたちがぼくのまわりにいて驚いた

モリを持っていけば、もしかしたら簡単に夕飯のご馳走にありつけるかもね …そんな気分じゃないけど

まあそんなわけで「秘儀・水死体」、本来なら一子相伝の荒技ですが、特別にみんなに教えちゃいます

申し遅れましたが、最近更新が滞ってましたけど、のぞいて下さったみなさん、ご容赦のほど、ゴニョ…

それではまた、お会いしましょう

追伸 : 金曜ロードショーでやってた「ルパン3世 カリオストロの城」は、何度見てもサイコーだねっ





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