秘儀・水死体
2008年05月06日/ 日々の想い
5月、黄金週間、力を増した日差しに、目を眩しげに細め、大海原を前に仁王立ちする一人の男がいた

今年初、ウェットスーツに袖を通し、チンポジには細心の注意を決して怠らない男 …その名は飴玉さん

マタグラをウルトラハードに締め付ける金具は解放したまま、腰からはタヌキの尻尾をぶら下げていた

シュノーケルを装着し、迷うことなく入水 …おそるおそるキックを開始するも、股間に支障なし、OK牧場

小魚たちを尻目にリーフ外にたどり着くと、アオブダイを始めとした50センチ級のお魚たちのお出迎え

久し振りの海の中は、何も変わってなかった …そこは、黄色や青や赤のお魚さんたちの舞踏会である

ふと気付くと、ウミガメさんが2頭、ぼくを中心に、ゆっくりとしたストロークで5メートル以内を泳いでいる

ぼくの経験からいうと、彼らは目線さえ合わせなければ、意外とのんびりと人間の近くを泳いでくれる

底の方にサメを発見する …サメが泳ぐときの腰のヒネリは独特で、距離があってもそれとわかるものだ

危険なサメはそうはいないとわかっていても、やっぱりビビってしまい、一旦リーフ内に戻ることにした

しかも飴玉さん、チンポジのことで頭がいっぱいで、ウェイトを家に忘れてきたため、まったく潜れず…

強引に潜ろうとするもウェットスーツの浮力に阻まれ、バタつく足が海面から出ているという体たらく…

だがおかげで、2008年の新技が開発されることとなった …それが「秘儀・水死体」(一子相伝)である

説明しよう …要するに、海面にプカプカ浮かんだまま、全身の力を脱力し、目を閉じる、そんだけ

とにかくこれが気持ちいいっ …聞こえてくるのは、ゆっくりとした呼吸の音、水がたゆたう音、だけ

頭蓋骨の中で、プチプチプチ…って水中を伝う音が小さく響き、背中には日差しのぬくみを感じる

ときに小さな波に飲まれることがあっても、それもまたよし、気持ちいい、けど、見た目はただの水死体

なので、ビーチと呼ばれる場所でやっちゃうと大騒ぎになりかねないので、注意が必要である

ふと目を開くと、気配を消してたせいか、大量のお魚さんたちがぼくのまわりにいて驚いた

モリを持っていけば、もしかしたら簡単に夕飯のご馳走にありつけるかもね …そんな気分じゃないけど

まあそんなわけで「秘儀・水死体」、本来なら一子相伝の荒技ですが、特別にみんなに教えちゃいます

申し遅れましたが、最近更新が滞ってましたけど、のぞいて下さったみなさん、ご容赦のほど、ゴニョ…

それではまた、お会いしましょう

追伸 : 金曜ロードショーでやってた「ルパン3世 カリオストロの城」は、何度見てもサイコーだねっ





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